鹿に強い新型気動車、8月1日から紀勢・参宮線に登場 旧型車はミャンマーへ

JR東海は導入を進めている新型気動車キハ25形を、8月1日から紀勢本線と参宮線でも運用を開始すると発表。合わせて、それまで使用していた旧型気動車をミャンマーへ、昨年度に引き続き譲渡することを明らかにしました。

新幹線N700Aに由来する装置も搭載

 JR東海は2015年7月22日(水)、紀勢本線と参宮線で8月1日(土)から新型気動車(キハ25形2次車)の運用を始めると発表しました。紀勢本線は亀山(三重県)と和歌山市駅を紀伊半島の外周へ沿うように結び、そのうち亀山~津~松阪~多気~尾鷲~新宮間がJR東海エリア。参宮線は多気~伊勢市~鳥羽間を結ぶ路線です。

 キハ25形2次車は、既に昨年12月から高山本線、太多線で運用が始められている車両です。ディーゼルエンジンで走行する気動車で、エンジンから車輪側へ駆動力を伝える「動力伝達軸」の落下防止対策が強化されているほか、東海道新幹線N700A電車に搭載されているものをベースにした振動検知システムを在来線車両で初めて搭載。台車などの状態を常時監視し、故障を軽微なうちに検知できるといいます。

キハ25形2次車に標準装備される「鹿衝撃緩和装置」(画像出典:JR東海)。

 キハ25形2次車は前面の下部に、衝突した際に鹿を線路外へ押しのけ、列車運行への影響を抑えるクッション状の「鹿衝撃緩和装置」を標準装備しているのも特徴です。

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