【今日は何の日?】久ノ浜~小高間が開業、東京と宮城が常磐線で結ばれる

8月23日、常磐線で東京と宮城が結ばれました。

 1898(明治31)年の8月23日。日本鉄道磐城線の福島県内、久ノ浜~小高間が開業し、東京都の田端駅と宮城県の岩沼駅のあいだが太平洋沿いのルートで結ばれました。現在のJR東日本、常磐線です。

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常磐線を走破し、上野~仙台間を結んでいた特急「スーパーひたち」(2009年3月、恵 知仁撮影)。

 一本につながるまでは、北側は「磐城線」、南側は「土浦線」という路線名でした。その後「海岸線」を経て、1909(明治42)年に「常磐線」という路線名に変更され、現在に至ります。

 常磐線の起点は現在、日暮里駅ですが、当時は田端駅で、上野駅を発車した常磐線の列車は田端駅で進行方向を逆転。常磐線へ進んでいました。

 これでは不便なため、1905(明治38)年に日暮里~三河島間が開通。常磐線は現在のルートになります。

【了】

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