重機をお玉にして芋煮、それが問題ない理由

バターを使った重機

 バックホーのアーム、汁や具材をすくうバケット部分は油圧で動きます。また機械ですから、各部の潤滑にも油が使われます。

「重機は新品を使い、アーム類はすべて高圧洗浄しています。そして必要な油には、食用油やバターを使用しています」(日本一の芋煮会フェスティバル協議会事務局)

 バケットも芋煮専用に作られたステンレス製で、アルコール消毒しているとのこと。使用する食材についても、コンニャクは工場から直接運び、ネギも調理室でカットしてから現地へ運ぶなど、衛生面には気を配っているといいます。

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芋煮専用のステンレス製バケット(写真提供:日本一の芋煮会フェスティバル協議会事務局)。

 さて「毎年新品」ということは、毎年もう芋煮会では使えない重機が生まれることになります。

「すべて油を入れ替えて、新古車として売り出します」(日本一の芋煮会フェスティバル協議会事務局)

 以前は「日本一の芋煮会で使った重機」ということで、プレミアがついたそうです。

「ぜひ来ていただいて、食べていただきたいです」(日本一の芋煮会フェスティバル 実行委員長 長瀬さん)

 重機で作る芋煮は、卵はないものの、すき焼きに近い味とのこと。イモには、9月12日に掘る採れたてが使われる予定です。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

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1件のコメント

  1. 管理人様初めまして。主に東北地方(関東地方も含む)等、東日本で盛んな様ですが、所謂関西を含む「西日本」では余り関心が薄い様です。出来れば関西地方に於いて、「食い倒れ必至! 芋煮会イン大阪・岸和田」でも開催されれば良いと思います。(だんじりも終わり、若い方々は暴走なんぞせず、こういうイベントに参加すれば良いのです。結構ストレス解消になるやも知れません。激爆)