大雨被害の東武宇都宮線、10月上旬に不通区間で運転再開

東武鉄道は9月28日、今月9日の大雨被害で橋が流され、一部区間が不通になっている宇都宮線について、10月上旬に仮復旧。運転を再開すると発表しました。

仮設橋台の設置で早期復旧

 東武鉄道は2015年9月28日(月)、列車の運転を見合わせている宇都宮線の栃木県壬生町内、安塚~西川田間について10月上旬に仮復旧し、運転を再開すると発表しました。

 この区間は、9月9日から翌10日にかけての大雨の影響で、「姿川第二避溢(すがたがわだいにひいつ)橋梁」の橋台と橋げたが流失。東武鉄道はこの橋がある安塚~西川田間で列車の運転見合わせ、バスによる代行輸送を行いながら、復旧作業を進めていました。

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水害からの復旧作業が進められている東武宇都宮線(写真出典:東武鉄道)。

 なお、今回発表された10月上旬の運転再開は、仮設橋台を設置し、線路を仮復旧する形で実施されます。東武鉄道は「復旧予定につきましては、あくまでも現時点における予定であり、今後の復旧作業の進捗などにより、変更となる場合がございます」としています。

 今回の大雨によって東武鉄道は複数箇所で被害を受けましたが、この宇都宮線の仮復旧によって、全区間が運転再開となります。

【了】

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