水戸岡デザインの新特急車「丹後の海」導入 丹鉄

「タンゴ・ディスカバリー」改造で2編成を導入

 丹鉄では、新しい特急車両「丹後の海」について、まもなく1編成(2両)が登場するとしており、さらに1編成を2016年度中に導入。いずれも既存の「タンゴ・ディスカバリー」車両を改造し、沿線自治体の補助で整備される予定です。

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水戸岡鋭治氏による「丹後の海」の車内デザイン(画像出典:京都丹後鉄道)。

 運行開始日やルートなどは後日の発表で、丹鉄は「“水戸岡デザイン”ならではのくつろぎの車内空間で、美しい海や森、田園風景など魅力的な景観を楽しんでいただけますので、ご期待ください」としています。

 京都丹後鉄道は、高速バス大手のウィラー・アライアンス子会社であるウィラー・トレインズが2015年4月1日、第三セクターの北近畿タンゴ鉄道が運営してきた路線の列車運行を引き継いで、再出発した鉄道会社。施設は北近畿タンゴ鉄道が引き続き保有する「上下分離方式」での経営です。

【了】

Writer: 末吉史樹

小学校の校庭横をブルートレインが走り、上空をF4「ファントム」が飛ぶ環境で育つ。旅とグルメを愛し、各地の温泉やおいしい食べ物には目がない。

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