車内を魚が泳ぎ回る 大阪市営地下鉄・中央線がデザイン一新

大阪市営地下鉄・中央線を走る一部車両が車内デザインを一新。路線の特徴を表現した「明るく・かわいい」ものになります。

路線図がモチーフの「さかな」が泳ぎ回る

 大阪市交通局は2015年12月22日(火)、大阪市営地下鉄・中央線を走る24系という電車の車内デザインを一新すると発表しました。

 同局によると、ドア内壁や座席ひじ掛けの仕切り板は、泡のなかを「さかな」が泳ぎ回る「明るく・かわいい」デザインにしたとのこと。この泳ぎ回る「さかな」は大阪市交通局の路線図をもとにデザインされているほか、泡の色は同局各路線のシンボルカラーになっています。

 これは中央線が、大阪市交通局の運行するほかの全路線(地下鉄・ニュートラム)と接続する唯一の路線であることを表したものです。

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路線図がモチーフの「さかな」と一新される24系の車内デザイン(画像出典:大阪市交通局)。

 車内両端にあるドアが、東の生駒側は「昇る朝日」、西の大阪港側は「沈む夕日」がイメージされているのも特徴です。床面を中央線の路線色「グリーン」にすることで、同線が大阪の東西を横断し、その双方を結ぶことが表現されています。

 大阪市営地下鉄・中央線は大阪市住之江区のコスモスクエア駅と東大阪市の長田駅を結ぶ17.9kmの路線。長田駅で近鉄けいはんな線と接続し、奈良市の学研奈良登美ヶ丘駅まで直通運転を行っています。

 24系電車は1991(平成3)年に登場。昨年度から順次リフレッシュが行われており、今回の車内デザイン一新もその一環。大阪市交通局によると、お披露目は2015年12月下旬の予定です。

【了】

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