老朽特急の更新困難、車両減らしたダイヤ検討へ JR北海道

JR北海道が特急用車両の老朽・劣化について現状を発表。使用車両が減る前提でダイヤを組めるか検討を始めます。

追い打ちをかける利用者の減少

 JR北海道は2016年4月13日(水)、特急車両の老朽・劣化状況について発表しました。

 これによると、同社が保有する特急用ディーゼル車は全部で236両。うち、国鉄時代から27年以上使用している車両は86両あります。さらにこのうち、32年以上使用している183系ディーゼル車34両については、2017年度末までに廃車する計画ですが、寒冷地を高速で長距離走行することから車両の劣化スピードは早く、この34両についても著しいといいます。

老朽化が進む183系ディーゼル車(画像出典:JR北海道)

 またJR北海道の財務状況では、1両につき3億円以上する特急用ディーゼル車をすべて新規に製造して置き換えることが困難であることや、特急の利用者が減少していることも説明。札幌〜網走間を結ぶ特急「オホーツク」の利用者は1991(平成3)年度から2015年度にかけておよそ半減したとのこと。

 このような状況から同社は、使用車両が減ることを前提にどのような形でダイヤを編成できるか検討を開始。具体的な内容についてはあらためて知らせるとしています。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 札幌-函館間の飛び地部分開業だったら、スーパー北斗の車両がたくさん浮いたのにね。青函先行で浮いた車両の行き先が限定された。