首都高大橋JCTで小学生が田植え 都会で行う目的とは

渋谷に近い大橋JCTの真上で、小学生に向けた「稲作体験」が行われました。

地上30mの屋上に田んぼを整備

 首都高速道路が2015年6月3日(金)、大橋JCT(東京都目黒区)の屋上で小学生を対象にした「稲作体験」を行いました。

 渋谷から近い大橋JCTは、高架の3号渋谷線とC2中央環状線山手トンネルを接続したループ状のジャンクションです。地上30mの施設となり、その屋上には目黒の原風景を再現したという空間「おおはし里の杜」が展開されています。首都高は、そのスペースに田んぼを整備。2011年から地域の小学生に向けて「稲作体験」のイベントを行っています。

周囲にビルが建ち並ぶ大橋JCTの屋上で実施された「稲作体験」(2016年6月3日、下山光晴撮影)。

 このイベントを実施する目的について首都高広報課は、「環境保護の取り組みのひとつです。都会にいると田植えなどなかなか経験できないはず。自然とふれあっていただき、育を通して、環境保全に目を向けるきっかけにしてほしい」と話します。

 6年目を迎える今年は、目黒区立菅刈(すげかり)小学校の5年生46人が参加。泥まみれになりながら田植えを行った児童らは「農家の人々の苦労がわかり、そして食の大切さを学べた」と言います。今後は7月に「自然観察会」、10月に「稲刈り」と「脱穀」、12月に「収穫祭」を行う予定です。

目黒区立菅刈小学校の5年生46人が「おおはし里の杜」で田植えを行った(2016年6月3日、下山光晴撮影)。

 首都高の藤井寛行取締役常務執行役員は「高速道路の運用だけでなく、このような形で地域の方に施設を使っていただけるのは光栄なこと。今後も地域の方に喜んでいただけることを実施していきたい」と話しています。

【了】

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