「ナチュラル鉄道人」エビ中ぁぃぁぃ、信号場に興奮 「女子時刻表」実現か?

「女子鉄」ぁぃぁぃ、飯田線のマニアックな見どころに興奮

 大内編集長は『JTB時刻表』などに廣田さんを起用したことについて、「『JTB時刻表』7月号の特集は夏ということで『青春18きっぷ』にしました。『青春18きっぷ』の難所といえば飯田線。『青春18きっぷ』を使用して飯田線を旅する姿が絵になり、飯田線にゆかりがある人を探したところ、『大好きなばあば』がいる駒ケ根市を訪問するときに飯田線によく乗っていたという廣田さんがぴったりだった」と、その理由を話します。

『JTB時刻表』7月号の巻頭では、廣田さんがまだ乗ったことのない愛知県の豊橋駅と長野県の駒ケ根駅のあいだに乗車し、飯田線の「完乗」に挑戦する様子を特集。「秘境駅」への途中下車などをしつつ、およそ10時間かけて乗車しました。

 その道中、廣田さんは飯田線と名古屋鉄道の分岐点にある平井信号場に興奮、そして無人駅の雰囲気に魅力を感じたとのこと。一緒に乗車した大内編集長は、廣田さんの鉄道ファンぶりを「甘く見ていた」といいます。

Large 160623 hirotaaika 03
久野知美さんが持っているのは『JTB時刻表』の「特急列車系統図」がデザインされたマウスパット(2016年6月、青山陽市郎撮影)。

 廣田さんは車内で時刻表をずっと読んでいたそうで、「自分の力で、時刻表1冊だけを頼りに調べると、自分が成長できたような気分になれる」と、“時刻表で調べることの魅力”を力説。そして、「飯田線に乗っているときも、巻頭の路線図を眺めていると、自分がたくさんの駅を通過したことが良くわかる」と、“時刻表ならではの楽しさ”を語りました。

 しかし、女子が時刻表を携帯するハードルはまだまだ高いということで、廣田さんは表紙を手帳のように分厚くして表面にビニール加工をする、デザインを可愛くするといった、「女子にも親しみやすい時刻表」を提案。今後、JTBパブリッシングから『女子向け時刻表』が登場するかもしれません。

【了】

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

1件のコメント

  1. 廣田さんは生粋の鉄道ファンですね。
    なんちゃって鉄道女子タレントが多い中では、正真正銘の鐵子。
    タモリさんと共演できるほどの、本物だね。