「ポケモンGO」でトラブル相次ぐ 交通各社も注意喚起を強化、NEXCO東「ポケモントレーナーの皆さまへ…」

日本上陸以来、“社会現象”と言えるブームを巻き起こしている「ポケモンGO」。人気の一方で、「ながらスマホ」が原因の事件や事故が各地で相次いでいることから、鉄道など交通各社も異例の注意喚起を行っています。

JR東はポスターや車内放送で注意呼び掛け

 2016年7月22日(金)に日本上陸を果たしたスマートフォン向け位置情報ゲーム『ポケモンGO』ですが、「ながらスマホ」やクルマの運転をしながら熱中する人が続出し、全国各地で事件や事故が相次いでいます。

 こうした事態を受けて、鉄道など交通各社が異例の注意喚起を実施。事故やトラブルの未然防止に向けて、駅構内などでの取り組みを強化中です。

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2016年7月22日に日本で公開されたスマートフォン向け位置情報ゲーム「ポケモンGO」(2016年7月、下山光晴撮影)。

 東京都交通局は7月23日(土)、公式サイトにメッセージを掲載。「駅構内や電車停留場付近で歩きながらスマートフォン、携帯電話、ゲーム機などを使用することは、車両との接触、ホームからの転落、ほかのお客様との衝突などの事故につながる恐れがあり、大変危険ですのでおやめください」と呼び掛けました。

 JR東日本は、これまで実施してきたマナーキャンペーンの延長線上に“ポケモンGO現象”を位置付け、駅構内でのポスター掲示や車内放送を通じて、注意喚起を強化。乗りものニュース編集部の取材に対し、広報担当者は「今後も『ながらスマホ』に注意を呼び掛ける取り組みを強化していきたい」と話します。

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