夏フェスシーズン到来、バスファン歓喜 なぜ?

今年もいよいよ本格的に到来した「夏フェス」シーズン。待ちわびていた音楽ファンは多いと思いますが、実はそうした音楽フェス、バスファンも待ちわびる「お祭り」だったりします。

バスファンの目的も「非日常」

 毎年、夏になると日本各地で大小さまざまな音楽フェス、いわゆる「夏フェス」が開催され、ミュージシャンのファンが数多く集まります。

 実はそうした音楽フェスには、バスファンも集まります。

 バスと音楽の関係というと、平 浩二の『バス・ストップ』という往年のヒット曲(1972年)や、ゆずの『サヨナラバス』(1999年)が思い浮かぶところですが、バスファンが多く訪れる音楽フェスには、必ずしもバスが関わる楽曲やミュージシャンが登場しているわけではないようです。

 2016年7月9日(土)と10日(日)に川崎市の東扇島東公園で開催された「DEAD POP FESTiVAL 2016」にも、ミュージシャンのファンとともにバスファンが集まりましたが、熱くバスファンを公言しているミュージシャンの出演や、そうした曲が演奏されたわけではありませんでした。

多くの音楽ファンとともに、バスファンも集まった「DEAD POP FESTiVAL 2016」(2016年7月、海老塚土史木撮影)。

 この音楽フェスは、会場の徒歩圏に鉄道がない川崎市臨海部での開催。そこで、神奈川県下の貸切バス免許を有する川崎市バスと横浜市営バス、東都観光バス(東京都豊島区)、国際興業(東京都中央区)が専用シャトルバスを運行し、大勢の観客をピストン輸送しています。

 そのため当日、現地では異様なほど多くのバスが走行。しかも普段、川崎駅までは乗り入れているものの、川崎市の臨海部には顔を出さない横浜市営バスもそこに現れます。音楽ファンは「非日常」を楽しむためフェスに行きますが、バスファンもまた「非日常」を楽しむために集まるのです。

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