シャンパンゴールドに輝く車体 JR東の豪華列車「TRAN SUITE 四季島」がお披露目

2016年8月24日、JR東日本の豪華クルーズトレイン「TRAN SUITE 四季島」の一部車両がお披露目されました。車体はシャンパンゴールドに輝き、先頭車は“逆流線形”とでも呼ぶべき特徴的な前面形状をしています。

前面形状が特徴的な先頭10号車

 JR東日本が2017年5月に運行を開始する豪華クルーズトレイン「TRAN SUITE 四季島」。すでに第1期の乗車申し込みは終了し、最大76倍という抽選倍率が注目を集めましたが、その旅の主役となる車両「E001形」の一部が2016年8月24日(水)、報道陣に初めてお披露目されました。

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シャンパンゴールドに輝くクルーズトレイン「TRAN SUITE 四季島」の車両(2016年8月24日、伊原 薫撮影)。

 この日、製造会社である神戸市兵庫区の川崎重工兵庫工場で公開されたのは、上野駅を基準として青森方の10号車(先頭車)と、その隣に連結される9号車の2両。「四季島」のロゴが入った大きな幕が音楽に合わせて落とされると、その向こうからはシャンパンゴールドに輝く車体が姿を現しました。

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幕が落とされ、「TRAN SUITE 四季島」の車両が披露された(2016年8月24日、伊原 薫撮影)。

 まず注目なのは10号車の前面形状です。上部が張り出した“逆流線形”とでも呼ぶべきスタイルで、両端にはLEDのヘッドライトが縦に並んでいます。屋根部分もガラスで構成され、乗客はその後ろの展望スペースから、流れる景色を存分に堪能できそうです。

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「TRAN SUITE 四季島」先頭車(10号車)の特徴的な前面形状(2016年8月24日、伊原 薫撮影)。

 展望スペースの側面は三角形の窓が並ぶ、これまでにない独特のデザイン。この部分は高床構造になっているとのことで、車内では足元まで伸びた窓から景色を楽しめることでしょう。

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