JR東日本、「JRとまと」を首都圏で本格展開 売るだけでないその目的とは? 1000kcal越え特大バーガーも

農業ビジネスも手掛けるJR東日本グループ。その農産物を首都圏で展開するにあたっての第1弾として、「JRとまと」を使ったさまざまな商品が販売されます。またその背景には、農産物を販売することにとどまらない、震災とも関係するある目的が存在していました。

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 JR東日本グループは2016年9月21日(水)、グループの農場で生産した「JRとまと」を首都圏で本格展開することについて、記者発表を行いました。

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ずらりと並んだ「JRとまと」。11品種が生産されている(2016年9月、中島洋平撮影)。

「地域に生きる」をコンセプトに、管内各地における地産品の販路拡大や、農業家が作物の生産(1次産業)から加工(2次産業)、販売(3次産業)までを手がける「6次産業化」に向けたプロジェクト「のもの 1-2-3」に取り組んでいる同グループ。その一環として自社での農産物の生産にも着手し、2014年9月、福島県いわき市に地元の農業者と共同出資で「JRとまとランドいわきファーム」を設立しました。

 そして2016年7月からトマトの出荷を開始し、9月以降、出荷量が安定してきたことから、この「JRとまと」を首都圏で本格的に展開することになったといいます。

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