「ウィング号」23時発誕生 快特は品川で着席機会増 京急、11月にダイヤ改正

2016年11月19日に京急電鉄がダイヤを改正。平日夜は「京急ウィング号」の運行時間帯が拡大されるとともに、品川駅で下り快特への増結などを実施。土休日も一部の快特で増結などが行われます。

土休日午前も上り快特4本に増結

 京急電鉄は2016年9月26日(月)、「京急ウィング号」の運行時間帯拡大や快特、特急の車両増結などを盛り込んだダイヤ改正を11月19日(土)に実施すると発表しました。

 平日は、夕方から夜にかけて運転される下りの有料座席列車「京急ウィング号」について、品川発21時以降の運転間隔を広げて運行時間帯を拡大。最終の「11号」は現在より55分繰り下がった23時00分発(京急久里浜行き)になります。

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ダイヤ改正により運転時間帯が拡大される「京急ウィング号」。乗車には乗車券のほか、300円の「Wing Ticket」が必要(写真出典:京急電鉄)。

 品川発19時29分以降の、都営浅草線から直通で来る8両編成の快特・三崎口行き(または京急久里浜行き)は、品川駅において金沢文庫行きの4両(始発の空車)が後部に増結されます。これにより夕方以降の下り快特は、品川駅始発か、品川駅で空車の増結が設定されるため着席チャンスがより高まるといいます。

 なお、品川駅を21時58分以降に発車する同駅始発の快特3本(21時58分、22時19分、22時39分)は特急に変更されます。

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品川駅では快特への空車増結が増える(写真出典:京急電鉄)。

 土休日は午前の上り快特・泉岳寺行き4本(いずれも8両編成)の後部に、金沢文庫駅で京急川崎行き4両を増結。土曜日の朝時間帯は、混雑の緩和と平準化を目的に、都営浅草線方面に直通する上り特急7本と、品川または泉岳寺行きの上り特急6本において、増結パターンの見直しが実施されます。

【了】

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