「銀のつばさ」10月ラストラン 消える山形新幹線開業時からの「シルバー」

特別なルートを行く「ラストラン」ツアーも

 シルバーの山形新幹線用車両が最後の運転を迎えるのを記念し、その車両で特別なルートを乗車する旅行商品「つばさ号シルバー色(L63編成)ラストラン」が、2016年10月5日(水)に発売されています。

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「おしどり」がイメージされた新デザインの山形新幹線用E3系電車2000番台。東京~福島間は、東北新幹線「やまびこ」と連結しての運転も行われる(2016年9月、恵 知仁撮影)。

 山形県北部の新庄駅を発車したのち、同県内を南下。通常の「つばさ」のように福島駅で東北新幹線へ入りますが、そこで南の東京駅ではなく、北の仙台駅へ向かうというもの。このような「V字運転」の営業列車は普段、走っていません。

 運転日は10月29日(土)。乗車駅から仙台駅までの片道コースと、乗車駅まで仙山線経由で戻る往復コースがあり、旅行代金は大人5300円からです(米沢駅発。子ども代金の設定あり)。ツアーには、山形新幹線が開業した当時のものをイメージしたという「記念特製弁当」と「記念乗車証明書」「オリジナル缶バッジ」も付属します。

 JR東日本仙台支社によると、おもな停車駅ではお出迎えなど、さまざまな“おもてなし”を予定しているとのこと。また、座席の一般販売は行われず、「びゅう予約センター」などで旅行商品としてのみ発売されます。

【了】

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コメント

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4件のコメント

  1. マイトガインの主題歌が歴史の彼方になってしまうな。
    銀のつばさにのぞみをのせて♪

  2. V字運転ですか、山形・福島・仙台は良いですね。
    じゃ秋田新幹線が函館北斗に行くとしたら「ダブルV字運転」ですかね、秋田発→大曲で一回目のV字運転→盛岡で東北新幹線に入り、北海道に行く。という仮想である、この時こまち号ははやぶさと連結しない。
    なぜなら函館北斗駅は、十両編成のホームでこまち七両とはやぶさ十両だと全部入りきらない。
    蛇足だが、現在のJR秋田支社長は函館出身とか、リゾート列車を企画して走らせるというのいかがかな

  3. とうとう最後か残念
    銀色に輝くシンプルなデザインで小さくて丸っこくて可愛い、それでいて一人前に240キロ出しちゃう400系が好きでしたが・・・

  4. そのうち復活してほしい。銀のE6とか。