フリーダムな「ハイぶりっ子ちゃん」 ポイントは非公認? 連結も

イベントで人気という、「ハイぶりっ子ちゃん」とファンの「連結」とは

「ハイぶりっ子ちゃん」は普段、TwitterやFacebookなどで活動中。投稿のなかには「日本政府非公認」「長野県非公認」「70円セールのセブンのおでんのツクネに軟骨入ってるヽ( ̄▽ ̄)ノ」「イオンモール佐久平のことを佐久地方の人々は佐久ジャスと呼ぶ」など、比較的“自由な”つぶやきも見られます。

 この自由な設定や発言は、公認が“中込商店街協同組合のみ”であることと関係しているようです。ミライムは、県や市などから公認されていないことを、逆にひとつのメリットとしてとらえ、「非公認キャラ」であるからこそ、活動の場を自由に設定できるといいます。

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長野県上田市内のイベントにほぼ限定して、NHKの大河ドラマを意識した赤い「ハイぶりっ子ちゃん丸」も登場(写真出典:ミライム)。

 そんな「ハイぶりっ子ちゃん」、誕生当初は男性の鉄道ファンが多かったそうですが、イベント出演などを重ねていくうちに女性ファンも全体の3~4割にまで増加。ミライムの担当者は「シュールな感じが人気の理由かも」と話します。イベントでは、「ハイぶりっ子ちゃん」と参加者が一緒に列車のように並ぶ「連結」の写真撮影が人気だそうです。

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「連結」した「ハイぶりっ子ちゃん」。実際のキハE200形と同様、最大「3両編成」で活動している(写真出典:ミライム)。

 ちなみに「ハイぶりっ子ちゃん」は、「乗務員」こそ約25人いますが、イベントなどに同時に登場するのは最大3両(人)。これは、キハE200形の最大両数にあわせた数字といいます。“本体”前面のおでこ部分に「ふつう」と書かれていますが、これも小海線の定期列車が普通列車のみであることに由来するそうです。

 ミライムはこの「ハイぶりっ子ちゃん」について、イベントやSNSなどで知名度を上げ、活躍の場を増やしていきたいとしています。

【了】

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