伊予鉄道、ミュージアムを市駅前本社に開設 実物大「坊っちゃん列車」も

伊予鉄道が同社初の資料館を開設。夏目漱石にゆかりのある「坊っちゃん列車」実物大レプリカや車両部品、「歴代車両パネル」といった資料が展示されます。

「歴代車両パネル」なども展示

 伊予鉄道は2016年10月18日(火)、松山市駅前にある伊予鉄道の本社1階に、同社初の資料館「坊っちゃん列車ミュージアム」をオープンすると発表しました。

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松山城下を走る「坊っちゃん列車」。蒸気機関車の姿をしているが、環境を考慮し、ディーゼルエンジンで動いている(2013年9月、恵 知仁撮影)。

「市駅前本社1階に『坊っちゃん列車ミュージアム』が登場します。皆さまに親しんでいただける場所になればと思います」(伊予鉄道、清水一郎社長)

 明治時代、夏目漱石の小説『坊っちゃん』に、「マッチ箱のような汽車」との表現で登場した伊予鉄道の列車。その姿を再現して、2001(平成13)年から伊予鉄道の市内線で運行されている「坊っちゃん列車」の原寸大レプリカや、レアで鉄道ファン垂ぜんという車両部品などが展示されます。規模は約111平方メートル(33.6坪)で、同社の軌跡を表した年表パネルや映像コーナーなども設けられるとのこと。

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「伊予鉄道1号機関車 原寸模型」や「歴代車両パネル」などが展示される「坊っちゃん列車ミュージアム」のイメージ図(画像出典:伊予鉄道)。

 オープンは12月9日(金)の午前8時で、当日は伊予鉄道の創立129周年にちなみ、先着129人に記念品(展示されている「坊っちゃん列車」のレプリカと同じ1号機関車のペーパークラフト)が進呈されます。入場は無料です。

 またミュージアムには、コーヒー店のスターバックスも併設されます。

【了】

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