南紀にも「ICOCA」12月拡大 「くろしお」チケットレス特急券も

和歌山県の海南駅以南、特急「くろしお」の停車駅において、「ICOCA」をはじめとする全国相互利用対象のICカード乗車券が使えるようになります。駅で特急券を受け取ることなく乗車できる「チケットレス特急券」のサービスも始まります。

「くろしお」停車の13駅が対応

 JR西日本は2016年10月18日(火)、和歌山県内の海南駅以南の特急「くろしお」停車駅において、12月17日(土)から「ICOCA」をはじめとする全国相互利用対象のICカード乗車券を利用できるようにすると発表しました。

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太い黒枠内の駅が、新たに「ICOCA」などのICカード乗車券に対応する(画像出典:JR西日本)。

 新たにICカード乗車券に対応するのは、紀勢本線の箕島、藤並、湯浅、御坊、南部、紀伊田辺、白浜、周参見、串本、古座、太地、紀伊勝浦、新宮の13駅。これら新規導入の駅相互間、もしくは新規導入の駅と「近畿圏ICOCAエリア」各駅との相互間で、全国相互利用対象のICカード乗車券が利用できます。ただし海南〜新宮間の新規導入駅以外の駅では引き続き利用できないほか、「ICOCA定期券」の設定もありません。

 また、JR西日本のインターネット列車予約サービス「e5489」で指定席を予約し、駅で特急券を受け取ることなく、携帯端末に表示したその画面などを特急券代わりにできるJ-WESTカード会員専用サービス「チケットレス特急券」も同日から利用できるようになります。なおこのサービスは、別に乗車券(ICカードも可)が必要です。

【了】

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