大洗~苫小牧航路「さんふらわあ」に新船 個室率アップ、時間短縮も 2017年就航

下りで時間短縮 大洗発時刻が繰り下げ

 首都圏発着のフェリーでは初めてという、ペット同伴が可能な個室やドッグランも新設。「ツーリスト」は1人分のスペースごとに仕切りのカーテンや荷棚が設置されます。

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仕切りカーテンや荷棚が設置される客室「ツーリスト」のイメージ(画像出典:商船三井フェリー)。

 造船はジャパンマリンユナイテッドの磯子工場が担当。全長199.7m、型幅27.2m、航海速力24ノットで、総トン数は約1万4000トンです。旅客定員は590人。大型トラックは約160台、乗用車は約100台が積載できます。

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現在、大洗~苫小牧間の航路に就航している「さんふらわあ さっぽろ」(2016年10月、太田幸宏撮影)。

 新造船は推進システムに二重反転プロペラを採用することで、高速化と優れた環境性能を両立。航海時間も短縮され、下り大洗発の時刻は現在の18時30分から、新スケジュールは19時45分に繰り下がります。なお、苫小牧着(13時30分)や、上りの苫小牧発(18時45分)および大洗着(14時0分)の時刻は変わらない予定です。

【了】

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