日本初、電車内で「無音」音楽フェス開催 都電荒川線で11月に

都電の車内で音楽フェスが開催されます。ただし、ライブハウスやクラブとは違い“無音”。参加者はワイヤレスヘッドホンで、DJがかける音楽を楽しみます。この「サイレントフェス」、電車内での開催は日本初だそうです。

聴かずに語り合うのも自由

 音楽フェスなどを主催するOzone合同会社(横浜市港北区)は2016年10月21日(金)、都電荒川線を貸し切った“無音”の音楽イベント「がたんごとんフェス」を11月15日(火)に開催すると発表しました。

Large 161024 todengatanfes 01
「がたんごとんフェス」イメージビジュアル(画像出典:Ozone合同会社)。

 DJがかける音楽を、それぞれの参加者が専用のワイヤレスヘッドフォンで共有することで、電車内がライブ空間になるというもの。ライブハウスやクラブとは違い、外からは“無音”です。「ヘッドホンの音量を上げて音楽を楽しむのも、ヘッドホンを外して語り合うのも自由」(Ozone)といいます。ちなみに、電車内での「サイレントフェス」の開催は日本初だそうです。

 参加費は一般3000円、学生2000円(いずれも税込。学生は乗車時に学生証を提示)。特設ウェブサイトからチケットを購入できます。当日は12時45分、荒川車庫前停留場改札場(東京都荒川区)に集合。13時に出発し、14時45分、終着の三ノ輪橋停留場(同)に到着して解散です。出演者は以下のとおり。

・DJ Blue(Electronica)
・DJ SIlent it(All mix)
・Sheep360(Binaural Sound)

 Ozoneは「無機質で淡白な印象を持つ人も少なくない電車内の時間を、景色によって移り変わる鮮やかな音楽と、華やかな装飾、香りでずっと乗っていたくなるような電車に変身させます」としています。

【了】

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。