線路沿いの木、2016年度は2000本伐採 竹には恒久的対策も JR東日本大宮支社

JR東日本大宮支社が、倒木・倒竹の対策状況を発表。運転の障害にならないよう、沿線樹木の管理を強化し、伐採を進めたり、恒久的な対策を進めています。

輸送障害の原因になる倒木や倒竹

 JR東日本大宮支社は2016年11月10日(木)、倒木・倒竹の対策状況を発表しました。

 線路沿いの樹木が倒れると、電線や信号機、車両などが損傷を受ける場合があり、そうなったときは倒木の撤去に加え、損傷した設備や車両の復旧が必要であることから、運転再開まで時間がかかることがあります。

宇都宮線(東北本線)・矢板~野崎間の針生トンネル付近。上が伐採前、下が伐採後(写真出典:JR東日本)。

 こうした事態を防ぐため、JR東日本大宮支社は沿線樹木の管理を強化。2015年度は日光線、2016年度は宇都宮線(東北本線)の宇都宮以北で調査を進めており、5年周期で支社管内の全箇所をまわる計画といいます。

 従来、樹木の調査はJR東日本の社員が行っていましたが、2015年度からは鉄道林の管理を専門とする会社に委託。樹木の健全性や線路への近接度合いなどをもとに、伐採の優先順位を決めています。

 2016年度は、従来から倒木被害の多い宇都宮線(宇都宮駅以北)や日光線、川越線を中心に、樹木およそ2000本の伐採を計画し、9月末時点でおよそ1000本の伐採が完了。また、台風や雪などで倒木が発生する可能性が高いと判断した際は、伐採作業にあたる係員をあらかじめ沿線に待機させ、速やかに対応できる態勢をとるということです。

 なお、成長が早い竹については、伐採後に舗装するなど恒久的な対策も実施。降雪前の今年11月までに、東北本線の宇都宮以北8か所でその対策が実施される予定です。

【了】

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