外見で展示内容がわかる建物も 交通博物館の「お国柄」スイスの場合は?

日本のみならず、世界各地にある交通系博物館。それぞれの地域らしい個性があり、2016年にあることで日本を抜いたスイスのものも、「らしい」内容でした。しかし、「世界で変わらないこと」もあるようです。

鉄道航空、クルマ、など、さまざまな「乗りもの」が

 2016年4月開館の「京都鉄道博物館」など、国内各地に存在している交通系の博物館。同様のものは世界でも広く親しまれており、内容やデザインど、その場所ならではの個性もあります。

 スイス中部のルツェルンにある、ヨーロッパの代表的な交通博物館のひとつ「スイス交通博物館」は、1959(昭和34)年にオープン。2万平方メートルの敷地に、鉄道車両航空機、クルマ、船といった3000点以上の収蔵品が展示されているほか、列車運転シミュレーター、プラネタリウム、IMAXムービーシアターといった体験形のアトラクションも用意されています。

 そうしたさまざまな「乗りもの」がある「スイス交通博物館」ですが、その「自動車館」は、ひと目でそれがわかる姿をしています。

ひと目で展示内容が分かる「スイス交通博物館」の「自動車館」(2016年8月、恵 知仁撮影)。

 道路標識が壁一面に掲示されているのです。写真と別の側は、緑色をした高速道路の標識がズラリ。内部にはクラシックカーやレーシングカーを含む多様なクルマ、バイクなどが展示されているほか、クルマに乗って「衝突体験」ができるコーナーなどもあります。

かつてスイス航空で使われていた客機コンベア990A コロナード(2016年8月、恵 知仁撮影)。

 航空機も実物が展示されており、内部見学も可能です。現地でひときわ目につくのは、かつてスイス航空が使っていた中型のジェット機コンベア990A コロナード。1961(昭和36)年に初飛行した旅客機で、当時「世界最速」がアピールされましたが、ボーイング727、ダグラスDC-9といったライバルを前に、製造が40機足らずで打ち切られてしまった機体です。

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