「寝台車見学ツアー」企画展と連動して開催 SLナンバープレートの「拓本取り」も 京都鉄博

2016年12月から2017年1月にかけて開催される「京都鉄道博物館 冬のワンダーフェスタ!」。現在開催中の寝台列車に関する企画展に連動した館内ツアーや、正月イベントの開催が決定しました。

扇形車庫でSL「頭出し」展示

 京都鉄道博物館(京都市下京区)は2016年11月25日(金)、この12月から来年1月にかけて開催される「京都鉄道博物館 冬のワンダーフェスタ!」について、期間後半のイベント内容を発表しました。

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公開される寝台車。上が、座席と寝台の両用が可能だったクハネ581形35号車。下が、寝台特急「トワイライトエクスプレス」で使われたスロネフ25形501号車(写真出典:京都鉄道博物館)。

 12月10日(土)と18日(日)には、現在開催中の第1回企画展「The Sleeper Train~寝台列車の軌跡~」にあわせ、展示している寝台車両の車内を公開するツアーが開催されます。公開車両は、戦前に製造された皇室・貴賓専用の寝台客車であるマロネフ59形1号車をはじめ4両。車両整備を担当している現役のJR西日本社員が車両にまつわる話をするプログラムも予定されています。ツアーの定員は1回あたり15人、対象は中学生以上です。開催は各日2回(11時と15時30分)。各回とも開催時刻の1時間前に、受付場所である本館入口付近で抽選が行われます。

 新年1月2日(月・休)、3日(火)、7日(土)、8日(日)、9日(月・祝)の5日間は、本館1階の車両工場で「SLナンバープレート拓本取り」を開催。好きな色の色鉛筆を使って、思い思いの拓本が作れます。

 また、2日(月・休)から9日(月・祝)までは、扇形車庫の8番線から20番線に収蔵されているSLの先頭部を、扇形車庫から出した状態で展示する「頭出し」も実施されます。

 なお、年末年始(12月30日~1月1日)と、毎週水曜(祝日を除く)は休館です。京都鉄道博物館は、「この機会に是非、冬の京都鉄道博物館にご来館ください」としています。

【了】

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