もう停まらない? 福島県のJR駅で冬季の列車通過扱いを通年に拡大

JRグループが2017年3月に実施するダイヤ改正では、北海道で10駅が廃止されますが、これとは別に、もう列車が停まらないかもしれない駅があります。

かつてはスイッチバック構造だった

 JRグループが2017年3月に予定しているダイヤ改正では、全国で新たに3駅(4月にさらに1駅)が開業する一方で、利用が極端に少ない北海道の10駅が廃止されます。しかしこれとは別に、もう列車が停まらないかもしれない駅が存在します。

中央が、列車が停まらなくなるかもしれない赤岩駅。福島県の山深い場所にある(写真出典:国土地理院)。

 それは、福島市にある奥羽本線(山形線)の赤岩駅です。この駅は2012年以降、毎年12月1日から3月25日までのあいだは、全列車が通過扱いになっていますが、JR東日本仙台支社は2016年12月16日(金)、「(2017年)3月26日以降も引続き同様の扱いを行ない、通年通過駅といたします」と発表。このままもう、列車が停まらなくなる可能性があります。

 奥羽本線の福島駅と米沢駅(山形県米沢市)のあいだは険しい地形をゆく山岳区間で、かつて赤岩駅と板谷駅、峠駅、大沢駅の連続する4駅には、急勾配に対応するためスイッチバックが設けられていました。現在は4駅ともそのスイッチバックは廃止されており、この区間では山形新幹線「つばさ」や普通列車などが走っています。

 そんな山の中にある赤岩駅の乗車人員は、2004(平成16)年時点では1日平均0人(第120回福島県統計年鑑)でした。

【了】

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