新観光列車「ザ ロイヤルエクスプレス」その味は? 東急「自由にやってOK」

2017年7月デビュー予定の伊豆観光列車「ザ ロイヤルエクスプレス」。観光列車における楽しみのひとつ、その「食」の内容が見えてきました。東急電鉄から自由にしてよいと言われているといい、コーヒーはフルーツだそうです。

観光列車における楽しみのひとつ「食」

 2017年7月に、伊豆急行と東急電鉄が送り出す新しい観光列車「THE ROYAL EXPRESS(ザ ロイヤルエクスプレス)」。横浜~伊豆急下田間を約3時間で走行し、東急電鉄 鉄道事業本部長の城石文明さんは「8両という長編成を生かし、これまでの観光列車にないゆったりした旅を提供する」と話します。伊豆急行は東急グループです。

 観光列車における魅力のひとつといえば「食」。この「ザ ロイヤルエクスプレス」で楽しめるその内容が2017年3月、見えてきました。伊豆急行の小林秀樹社長も「この列車における大きな楽しみのひとつ」と話します。

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伊豆観光列車「ザ ロイヤルエクスプレス」料理監修者の発表会(2017年3月、恵 知仁撮影)。

「ザ ロイヤルエクスプレス」車内で提供される料理は、素材や生産者にこだわり、「食」を通じた地域活性化に取り組んでいる山田チカラさんと、河野美千代さんの監修です。

 東京・南麻布で創作料理店「山田チカラ」を構える山田チカラさんは、「ザ ロイヤルエクスプレス」が走る静岡県の出身。世界で最も予約が取れないレストランといわれたスペインの三つ星レストラン「エル・ブジ」で、フェラン・アドリアさんに1年半ほど師事。素材をムース状にする「エスプーマ」を使った料理を日本で広めた先駆者としても知られます。

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