「S-TRAIN」出発進行! 通勤・行楽「変身」列車 元町・中華街~西武秩父間

さらに「姿」を変えられる「S-TRAIN」 コンセントも装備

「S-TRAIN」は平日と土休日における需要の変化に応じ、車両を使い分けているのが特徴のひとつですが、その“姿”はさらに変わります。「S-TRAIN」に使用される西武40000系電車は、座席の向きをレールと平行な「ロングシート」と、進行方向を向いた2人掛けの「クロスシート」で切り替ることができ、ロングシートが並ぶ全車自由席の“典型的な通勤列車”として使うことも可能。“環境”に合わせて、「通勤ライナー」「行楽列車」、そして「通勤電車」にも“変身”します(有料座席指定列車「S-TRAIN」として運行する場合はクロスシート状態)。

 なお「S-TRAIN」に使われる西武40000系電車は10両編成で、座席がおもに「クロスシート」状態のときに利用できるコンセントが2席にひとつ用意されているほか、フリーWi-Fiも装備。元町・中華街~西武秩父間の所要時間は2時間以上になるため、トイレが用意されているのもポイントです。

Large 170325 strain 02
元町・中華街駅で行われた西武秩父行き「S-TRAIN」一番列車の出発式には、各社のキャラクター、鉄道アイドルの木村裕子さんも出席(2017年3月25日、恵 知仁撮影)。

 有料座席指定列車「S-TRAIN」への乗車には運賃のほか指定料金が必要で、元町・中華街~西武秩父間は1060円、飯能~みなとみらい間は860円、所沢~有楽町間は510円などです(大人の事前購入料金)。

 ちなみに、元町・中華街発の西武秩父行き、飯能発の元町・中華街行き「S-TRAIN」一番列車は、それぞれ満席だったそうです。

【了】

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

3件のコメント

  1. 10:36、2号武蔵小杉通過。
    ロータリーから視認、運転停車するようだ。

  2. 西武40000系はL/C車にはトイレ付きは大きいと思う。
    小田急や東上線の通勤車にもトイレ欲しいけど。
    小田急の新型通勤車か1000型更新の際にはトイレ付けて欲しい。

    • 40000系はL/C車に限ってのトイレ設置と思うのだが。