JR夜行高速バス「ドリーム号」、SL車庫に入る 「初代」と「2階建て」を特別展示

JRバスグループの夜行高速バス「ドリーム号」。その現在の車両と、約半世紀前の初代車両を並べる特別展示が始まりました。「隣がSL」と、展示場所が珍しいのもポイントです。

「京都鉄道博物館」グランドオープン1周年を記念し

 夜行高速バスの先駆者であるJRバスグループの「ドリーム号」。1969(昭和44)年に登場したその初代車両(当時は国鉄バス)と、現在の2階建て「ドリーム号」車両(「エアロキング」)を並べる特別展示が、2017年3月23日(木)より始まりました。

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「京都鉄道博物館」の扇形車庫で、蒸気機関車と顔を並べる昭和と平成の「ドリーム号」車両(画像:西日本ジェイアールバス)。

 展示場所が「京都鉄道博物館」(京都市下京区)の扇形車庫と珍しいのも、このイベントの大きな特徴。地面にレールが敷かれた本来ならば鉄道車両が入っている車庫に、蒸気機関車と顔を並べて展示されています(12番が国鉄バス、13番が2階建て車両)。

「京都鉄道博物館」グランドオープン1周年記念イベントにともない実施されるもので、期間は4月18日(火)まで。見学には同館の入館料金が必要です。また安全確保と文化保存のため、バス車内は非公開です。西日本ジェイアールバスは「時代を駆け抜けた、昭和と平成の「ドリーム号」をぜひご覧に、『京都鉄道博物館』へお越しください」としています。

【了】

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1件のコメント

  1. エアロキングも2010年で製造終了だし、現在の在籍状況からすると1台くらい保存しても良さそう。