「駅のSL化」さらに進行 高崎駅、わき上がる蒸気機関車への愛(写真18枚)

「デゴイチ」と「シロクイチ」、2両のSLが拠点とする群馬・高崎で、駅の“SL化”がさらに進んでいます。高崎駅にあふれる「SL愛」、背景にはSLを「地域の宝物」とする視点がありました。

SLは「地域の宝物」

 D51形498号機「デゴイチ」とC61形20号機「シロクイチ」、この2両の蒸気機関車が拠点とする群馬県高崎で、さらに駅の“SL化”が進んでいます。

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高崎を拠点にいまなお現役のD51形498号機「デゴイチ」。本線上を営業運転できる「デゴイチ」は2017年3月現在、この1両のみ(2016年9月、恵 知仁撮影)。

 これまで高崎駅では、SLが出発する2~4番線ホームの自動販売機などが“SL化”していましたが、2017年3月24日(金)、新たに同ホームの乗り換え用跨線橋の階段とその跨線橋、そして1番線ホームのフェンスが“SL化”。また3月25日(土)より、駅構内でSL写真展「このまちに立ちのぼる2つの蒸気」が始まっています(4月4日まで)。

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高崎を拠点にする2両のSLに関する言葉と、石炭がデザインされた高崎駅の乗り換え用跨線橋(2017年3月、恵 知仁撮影)。

 高崎線や信越本線、上越線などが集まり、古くから“交通の要衝”として発展してきた群馬県高崎市。JR東日本高崎支社によると、高崎駅を出発する2両のSLは同支社のシンボルであり、「地域の宝物」でもあると認識しているそうです。そこで、駅構内の各所でSLの勇姿を見せて、日ごろ駅を使う人々にその価値と魅力を改めて伝えられればと、またそうして誇りと愛着を持てる駅にして、「駅からはじめるまちづくり」に向けた一助になればという思いから、こうした「SLギャラリースポット」を展開しているといいます。

 JR東日本の支社で、SLが複数両所属するのは高崎支社のみで、高崎駅発着の快速「SLみなかみ」や快速「SL・ELレトロ碓氷」などとして走行。また2016年秋、駅隣接のホテルメトロポリタン高崎(JR東日本グループ)に「D51 498ルーム」が登場しています。

【了】

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Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

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