九州道、GW前に4車線復旧へ 熊本地震から1年、被災区間の2車線規制が解消

2016年の熊本地震で被災し、2車線規制が続いていた九州道の益城熊本空港IC~松橋IC間が、ゴールデンウィーク前に4車線で復旧する見通しです。

GW期間中の予測される渋滞も解消見込み

 NEXCO西日本と国土交通省は2017年4月16日(日)、九州道の益城熊本空港IC~松橋(まつばせ)IC間が、4月28日(金)までに4車線で復旧できる見通しとなったと発表しました。

 九州道は2016年4月の熊本地震により被災。同年4月29日(金・祝)に全線が一般開放されたものの、被害が大きかった区間では復旧工事が続けられ、現在も益城熊本空港IC~松橋IC間では終日、2車線規制が行われています。

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九州道の益城熊本空港IC~松橋IC間が、2017年4月28日までに4車線で復旧する見通し(画像:国土交通省)。

 同区間では、損傷のあった木山川橋(熊本県益城町)や盛土崩壊箇所、路面波打ち箇所などの復旧工事が4月28日(金)までに完了する見通しです。工事が終わり次第、この区間の交通規制は順次解除されます。これにより、熊本地震で被災した九州の高速道路は、すべて4車線で復旧することになります。

 なお、益城熊本空港IC~松橋IC間での2車線規制解消により、ゴールデンウィーク期間に予想されている同区間などでの渋滞は、解消される見込みです。

 今後は、自治体などが管理する跨道橋の復旧工事や、耐震補強工事などが進められます。

【了】

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