新造船「シルバーティアラ」2018年春就航 八戸~苫小牧航路に

2018年4月、八戸~苫小牧間を結ぶ「シルバーフェリー」に新造船が就航します。船名は「シルバーティアラ」。快適性とプライバシーを重視した客室といいます。

快適さとプライバシーを重視

「シルバーフェリー」(八戸~苫小牧)などを運航する川崎近海汽船は2017年4月25日(火)、現在建造している新造船の船名と客室区域の概要を発表しました。

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2018年4月に就航予定の「シルバーティアラ」(画像:川崎近海汽船)。

 新船名は「シルバーティアラ(SILVER TIARA)」。八戸~苫小牧航路の愛称である「シルバーフェリー」と、同航路で使われている船舶「シルバープリンセス」の姉妹船としてふさわしい名称に決定したといいます。

「宝石のように凛(りん)と輝くティアラをイメージした」という船内は、オーシャンビューを満喫できる「ビューシート」や「プロムナード」、女性専用の「あかちゃんルーム」など、快適さとプライバシーを重視した客室設備が設けられます。

 この船は現在運航されている「シルバークィーン」の後継船として、内海造船の瀬戸田工場(広島県尾道市)で建造中。就航は2018年4月25日(水)苫小牧発、4月26日(木)八戸発の予定です。総トン数は約8600t、全長は約149m、速力は約20ノット。定員は494人で、車両はトラック(12m)82台、乗用車30台が積載可能です。

【了】

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コメント

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5件のコメント

  1. あの内海造船ですか。ちゃんと速力が出るといいですけどね。。。

    • いや、あんまり速力なくても大丈夫だろ。
      従来型と同程度で構わない。
      まして夜便は。

    • いや必要性の問題では無く、スペックをちゃんと満たしてくれるか心配、って話だろう

    • ・・・まともに航行すらできない船しか造れないメーカーなの?

    • 三年くらい前にRORO船で前代未聞の大幅な速力不足やらかして業界中の話題になったのですわ。