軽自動車「白ナンバー」人気? 「ラグビーW杯」特別仕様で 区別に難、問題は?

高速道路の現場の声は?

 軽自動車用「ラグビーワールドカップ」特別仕様のナンバープレートについて、NEXCO東日本関東支社に聞きました。

――軽自動車に白いナンバープレートが登場しましたが、どのようにお考えでしょうか?

 ナンバープレートの色だけで車種区分を判定できなくなったので、その点では以前よりも見分けが難しくなっています。分類番号など、別の要素で判定していく必要があります。

――何か対策は考えていますか?

 いまのところ、現場で混乱が起きているわけではありません。制度が始まったばかりということもあり、経過を注視していきたいと考えています。

※ ※ ※

「ラグビーワールドカップ」特別仕様ナンバープレートは、2019年に開催される同日本大会を記念したもので、いわゆる「白ナンバー」の自家用普通・小型自動車、「緑ナンバー」の事業用普通・小型自動車、「黄ナンバー」の自家用軽自動車に対し、申し込みに応じて通常とは異なる特別仕様のナンバープレートが交付されます。

 2017年2月から募集を開始し、4月3日から交付を開始、交付期間は2020年1月までで、取得したナンバープレートは期間の定めなく、その車両を廃車するまで使用することができます。通常のナンバープレートから同じ番号のままで変更することも可能です。

 なお前述の「寄付金」とは別に、各地の窓口ごとに定められた交付(頒布)手数料がかかります。

【了】

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コメント

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4件のコメント

  1. デザインがたまたま白地であった・・・これって単なる言い訳でしょ?
    事業者用を見れば一目瞭然。白地ではあるが緑に縁取りされている。 軽自動車用も黄色に縁取りするのが当然。単に企画倒れを防ぐ為に軽ユーザーからの申し込みを当て込んで、故意に普通・小型用の白と同一としたに違いない。本当に応援の意味で申込するなら「寄付金付き」になるだろうが実態は軽カモフラージュだけが目的の寄付金なしが圧倒的。役人の思考回路を疑わざるを得ない。

  2. 軽自動車の黄色のナンバープレートが制定されたのは1975年1月1日
    正しい情報を責任持って発信すべし

  3. ご当地ナンバーの図柄入りも普通車、軽と共通?見分け付きにくそう。
    今後始まる、ご当地ナンバーの図柄入りもデザインによっては白ナンバーみたいにみえる。

  4. 多くの軽自動車のフロントナンバープレートはラジエーターの関係上中央でなく右か左に寄せて取り付けているためたとえ登録車と同じデザインのナンバープレートでも軽自動車とわかってしまう。だからといって中央にナンバープレートを取り付ける改造は性能を損なうためやってはならない。あと、軽自動車をベースに軽規格をはみ出した改造をした登録車(移動販売などの特装車やオーバーフェンダーなど)と紛らわしい。