自販機で無料レンタル傘、関東と愛知に拡大展開 鉄道4社が「忘れもの傘」提供

ダイドードリンコが、自動販売機を活用した傘の無料貸し出しサービス「レンタルアンブレラ」の実施エリアを拡大。鉄道4社が提供する「忘れもの傘」をリサイクル活用しています。

関西エリアの返却率は70%

 ダイドードリンコは2017年6月から、自動販売機を活用した傘の無料貸し出しサービス「レンタルアンブレラ」の実施エリアを、関東と愛知県に拡大しました。

 これは、急な雨などの際、自動販売機に取り付けられた「レンタルアンブレラBOX」内の傘を無償で借りることができ、後日BOX内に返却するというもの。2015年10月から大阪市内限定でスタートし、2016年6月には京都府、奈良県、和歌山県に拡大。およそ70%の返却率が確認できたことから、今回関東エリアと愛知県への設置拡大が決定したといいます。

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「レンタルアンブレラBOX」を取り付けた自動販売機のイメージ(画像:ダイドードリンコ)。

 貸出用の傘の一部には、鉄道会社から提供される「忘れもの傘」のリサイクル品を使用。タグ付けやステッカー貼り付けが施され、各社の沿線エリアの貸出用傘として活用されます。関西エリア向けの傘は近鉄、愛知県向けは名鉄、関東エリア向けは西武鉄道と東急電鉄がそれぞれ提供します。

 実施エリアと台数は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、茨城県に約170台、愛知県(名古屋市内)に約40台です。すでに約130台が設置されている大阪府、京都府、奈良県、和歌山県でも引き続き実施されます。

【了】

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