シェア自転車「モバイク」札幌で実証実験へ 乗り捨て可、利用から決済までアプリで完結

ビジネスコンベンションの「No Maps 2017」と連携し、モバイク・ジャパンが札幌市でシェア自転車サービス「モバイク」の実証実験を行います。

「No Maps 2017」と連携

 モバイク・ジャパン(福岡市中央区)は2017年6月、札幌市を拠点とした官民一体の組織「No Maps」と連携し、シェア自転車サービス「モバイク」の実証実験を行うと発表しました。

 ビジネスコンベンションの「No Maps 2017」は、札幌市内で10月5日(木)から15日(日)まで11日間開催。シンポジウムや各種セミナーなどに加え、「新しい価値・文化・社会の姿」を提案する技術やサービスの社会的な実証実験も行われます。

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アジアやヨーロッパなどで展開しているシェア自転車サービス「モバイク」(画像:No Maps実行委員会)。

 そのひとつが「モバイク」です。サービスはすでに中国やシンガポール、イギリスなどの100都市で展開。スマートフォンアプリで専用の自転車を探して利用し、決済もアプリ上で行います。乗り捨ても可能です。

 札幌市は外国人訪問客も多いことから、ビジネスのほか観光でも利用が期待されるといいます。実証実験の期間や開始時期についての発表はありませんが、No Maps実行委員長の伊藤博之さん(クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役)は「民間のパートナーとも連動しながら、適切な法令や条例などに則って、最適化された駐輪スペースでサービスを行うことで、路上放置自転車を防ぐことにもつながるオペレーションを実現すべく準備を遂行しています」としています。

【了】

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