542億円の現金輸送! 初代「おおすみ」「しれとこ」が担った沖縄への厳戒任務とは?

海上自衛隊の輸送艦だった初代「おおすみ」と「しれとこ」は、かつて542億円もの現金を海上輸送する任務にあたったことがありました。もちろん厳戒態勢下、届け先は日本復帰直前の沖縄、現在の価値でおよそ1540億円を輸送する一大作戦です。

お金を運ぶのは現金輸送車だけじゃない

 唐突ですが。皆さんお金は好きでしょうか。まぁ、嫌いな人はいないですよね。憎んでいる人や敬遠する人はいるかもしれませんが、圧倒的大多数の人は生活の糧に必要だと考えているはずですし、自給自足の場合でも必要性を感じていないだけでお金を拒否しているわけではないと思います。少なくとも筆者(柘植優介:月刊PANZER編集長)はダイスキです。

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海上自衛隊の揚陸艦(のち輸送艦)「しれとこ」、米軍から供与され日本へ向かうところ。甲板の特殊潜航艇は真珠湾にて発見、引き上げられたもの(画像:海上自衛隊)。

 このお金、近年ではクレジットカード決済や電子マネー、仮想通貨などデジタルマネーも多用されつつありますが、まだまだ紙幣や硬貨を使う場面も多々あります。けれども、これら現金は実在するため運搬手段が絶対必要です。その時活躍するのが現金輸送車です。

 現金輸送車は時折、街中でも見られますが、自分たちが目にするのはそれほど多くない量の現金輸送を担う車両です。それでもたまに現金輸送車の襲撃事件が発生するほどですから、もしその現金輸送が何百億と莫大だったらどうなるでしょう。

 ですが、そんな莫大な金額の現金輸送が半世紀ほど前に本当に行われたのです。

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コメント

1件のコメント

  1. 一部でもガメようとしなかった自衛官に拍手。
    アメリカの空母で特攻機が突入して消火に救助に大わらわのとき、バーナー持って艦内郵便局の金庫を焼ききった火事場泥棒がいたのと比べるとw