墜落機のブラックボックス回収=前夜に不具合、海へ急降下か-インドネシア

インドネシア政府は、墜落機は空中爆発でなく、急降下して海面に衝突したとみています。

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1日、インドネシア西ジャワ州カラワンの沖で、墜落機のブラックボックスを記者団に見せる国家捜索救助庁の長官(中央)(EPA時事)

【ジャカルタ時事】189人を乗せたインドネシアの格安航空会社ライオン航空JT610便(ボーイング737MAX8)がジャワ島北部沖に墜落した事故で、ブディ運輸相は1日、同機のブラックボックスを海中から回収したと発表した。飛行情報を記録したフライトレコーダーとみられる。同国政府は、コックピット内の音声を録音したボイスレコーダーの発見も急ぎ、原因の解明を本格化させる。

 政府は、JT610便は空中爆発でなく、急降下して海面に衝突したとみている。機体の破片が半径12キロの狭い範囲で回収され、焼け焦げた跡も見当たらないためだ。

 事故機は8月に就航したばかりだが、地元紙によると、墜落の前夜にトラブルが生じていた。約7時間前にバリ島から首都ジャカルタへ飛行中、速度や高度の計器に不具合が発生。パイロットは手動操縦したという。

 ブディ運輸相は、人的ミスか機体の不具合かは不明だとしつつ、新しい機体とパイロットの適性にずれがあった可能性に言及。下限運賃の見直しを検討するとも述べた。

 JT610便は10月29日午前6時20分(日本時間同8時20分)、ジャカルタ近郊のスカルノハッタ空港を離陸。乗客・乗員189人を乗せてバンカ・ブリトゥン州に向かったが、トラブルが発生し、「空港に引き返す」と管制官に連絡した後、同33分に消息を絶った。

【了】

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Writer: 時事通信

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