米空母2隻、フィリピン海で作戦行動=中国の海洋進出けん制-ASEAN会議の最中

横須賀を拠点とする第7艦隊が作戦行動を実施しました。

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米空母「ロナルド・レーガン」=10月11日、韓国済州島沖(EPA時事)

【ワシントン時事】米海軍第7艦隊は14日、空母「ロナルド・レーガン」と同「ジョン・C・ステニス」の2隻がフィリピン海で作戦行動を実施したと発表した。シンガポールで米国や日本、中国の首脳らが参加した東南アジア諸国連合(ASEAN)をめぐる一連の首脳会議が開かれている最中に、米国の軍事力を誇示し、南シナ海や東シナ海で海洋進出を図る中国をけん制する狙いがあるとみられる。

 横須賀を拠点とする第7艦隊のソーヤー司令官は声明で「米海軍は国際法の許す限り、いかなる場所でも飛行、航行する」と表明。その上で「(空母2隻態勢は)『自由で開かれたインド太平洋』に向けた米国の関与を示している」と述べ、中国への対抗姿勢を鮮明にした。

 両空母を中心とする空母打撃群2部隊は高度な航空戦や対潜水艦戦などを展開。ソーヤー司令官は「空母2隻による合同活動は、比類ない海軍力と(アジア太平洋)地域全体に及ぶ作戦範囲を示したものだ」とも強調した。

 米海軍は昨年11月、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対する圧力の一環として、日本海で空母3隻による軍事演習を実施。2016年にもロナルド・レーガンとジョン・C・ステニスの2隻がフィリピン海で作戦行動を展開した。

 第7艦隊は「複数の空母打撃群による作戦行動は主に、米西海岸から派遣された空母が日本に前方展開する空母に合流する際に実施している」と説明した。

【了】

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Writer: 時事通信

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