日産ゴーン会長を逮捕=役員報酬、過少申告か-金融商品取引法違反・東京地検特捜部

日産によると、グレッグ・ケリー代表取締役も不正に深く関与していたといいます。

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日産自動車本社前に集まる報道陣=19日午後6時27分、横浜市西区

 日産自動車(本社・横浜市)のカルロス・ゴーン会長(64)が役員報酬を実際より少なく見せ掛け、有価証券報告書に虚偽記載した疑いがあるとして、東京地検特捜部は19日、金融商品取引法違反容疑でゴーン容疑者を逮捕した。

 逮捕容疑は2011年6月~15年6月、5回にわたり、各年度の報酬の合計が約99億9800万円だったのに、計約49億8700万円と有価証券報告書に虚偽記載。さいたま市の関東財務局に提出した疑い。

 同社の有価証券報告書によると、16年度のゴーン容疑者の報酬は10億9800万円だったが、17年度は7億3500万円だった。

 日産によると、ゴーン容疑者には、役員報酬の過少申告のほか、会社資金の私的支出など複数の重大な不正が認められ、こうした不正には、グレッグ・ケリー代表取締役も深く関与していた。同社は検察に情報提供してきたという。

 日産はゴーン容疑者の会長職と代表取締役の職を解くことを取締役会に提案する。ケリー氏の代表取締役の職も解く方針。

 ゴーン容疑者は経営不振に陥った日産の立て直しのため、フランス自動車大手ルノーから派遣され、1999年6月、最高執行責任者(COO)に就任。2000年6月に社長に昇格した。翌年には最高経営責任者(CEO)も兼務し、名実ともに最高実力者となった。三菱自動車の代表取締役も務める。

 日産の話 深くおわび申し上げる。早急に企業統治上の問題点の洗い出し、対策を進める。

【了】

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