長野の関電トロリーバス、歴史に幕=立山黒部で半世紀、EVに

「関電トンネルトロリーバス」がラストラン!

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駅員に見送られラストランに出発する関電トンネルトロリーバス=30日午後、富山県立山町

 北アルプスを貫く山岳観光路「立山黒部アルペンルート」で、架線から電力供給を受けて道路を走る「関電トンネルトロリーバス」が30日、54年の歴史に幕を下ろした。老朽化などが理由で、来年4月からは電気バスに姿を変える。

 関西電力黒四管理事務所が運行し、1964年に営業を開始した。アルペンルートの長野県側で、関電トンネル5.4キロを含む6.1キロを16分で走行。外観はバスのようだが、法令上は鉄道に分類される。中部山岳国立公園内にあるため、排ガスを出さない環境に配慮したトロリーバスが採用され、これまで6162万人が利用した。

 93~96年に導入した15台が運行していたが、車体が老朽化したほか、維持管理などのコストを考慮し、廃止が決まった。後継は、電気自動車(EV)タイプのバスを利用する。

 日本のトロリーバスはこれで、同じ立山黒部アルペンルートの一部を走る立山黒部貫光のトロリーバスのみになる。

 黒部ダム駅で開かれたラストラン出発式で、黒四管理事務所の村田直樹所長は「先輩方から受け継いできた無事故運行が全うでき、大きな達成感を感じている」とあいさつ。乗車した京都府長岡京市の伊藤公一さん(48)は「鉄道技術を集めて作ったもので、ラストランに立ち会えることは幸せで語り継ぎたい」と話した。

【了】

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Writer: 時事通信

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コメント

3件のコメント

  1. これは本来「旅客鉄道事業を営む日本最大の資本金を持つ会社(関西電力株式会社。資本金4893億円。2位の東日本旅客鉄道株式会社は2000億円)の旅客鉄道事業が終了」という大ニュースです。
    なお関電専用線に近い将来、定期的に観光客を入れるという話があるので(イベントでは既に入れてる)、関西電力の約款から「旅客鉄道事業」が省かれることはまだないでしょうね。

    • 黒部峡谷鉄道は関電とは別会社なので、今回の廃止で、最大の鉄道会社はJR東になります。

  2. 新型の電気バスは自動車のナンバープレートが付いている様で。
    自走で『下界』に下りてくることもあるのかね。