事故後初の有人宇宙船打ち上げ=ISSに向け-ロシア

10月の打ち上げ失敗後、初めての有人飛行です。

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3日、カザフスタンのバイコヌール基地から打ち上げられるソユーズ宇宙船(AFP時事)

【モスクワ時事】ロシア、米国、カナダの宇宙飛行士3人を乗せたロシアのソユーズ宇宙船が3日、カザフスタンのバイコヌール基地から国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられた。10月に起きた打ち上げ失敗事故後初めての有人飛行。宇宙船はISSに向かう軌道に乗り、打ち上げは成功した。打ち上げから約6時間後にISSにドッキングする。

 10月11日の事故は打ち上げから約2分後に異常が発生。米国とロシアの宇宙飛行士2人は緊急脱出して無事だったが、ソユーズとしては1983年以来の重大事故となった。

 ロシア宇宙当局は事故原因について、「バイコヌール基地でのロケットの組み立て作業で分離用センサーが変形」し、ロケットの1段目と2段目の切り離しがうまくいかなかったと結論付けた。ロケット自体の問題ではなかったため、事故後2カ月足らずでの打ち上げ再開となったとみられる。

 ソユーズ宇宙船は現在、ISSに人員を運べる唯一の手段。ロシア国営宇宙企業ロスコスモスによると、今回の打ち上げにより、ISSに滞在中の宇宙飛行士3人は20日に地球に帰還する見通し。

【了】

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Writer: 時事通信

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