日産で新たな検査不正=リコールも検討

国土交通省と協議をしており、リコールも検討しているといいます。

 日産自動車で、新車の出荷前に実施する完成検査で新たな不正が見つかったことが6日、分かった。国土交通省と協議しており、対象車種のリコール(回収・無償修理)も検討している。同社は詳細について明らかにしていない。

 今年9月、日産は検査不正の再発防止策を盛り込んだ報告書を同省に提出。その際に同社幹部は「うみは出し切った」と述べていた。

 日産は昨年9月、国内工場で実施する完成検査を無資格の従業員が実施していたと公表した。その後も不正を継続していたことが判明し、100万台以上の大規模リコールに発展した。今年7月には完成検査の中で実施する燃費・排ガスに関する抜き取り検査でも不正が見つかった。

 同社では、約19年間にわたり経営トップに君臨してきた前会長のカルロス・ゴーン容疑者が金融商品取引法違反容疑で逮捕されたばかり。追い打ちをかけるように発覚した新たな検査不正は、ブランドイメージを大きく損ないかねない。

 また、これまでに公表した検査不正に関する調査結果や再発防止策の信頼性も揺るがす可能性がある。

【了】

Writer: 時事通信

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