京王観光、団体旅行で不正=JR乗車券、実際より少なく

親会社の京王電鉄は、不正の詳細について「現在調査中」としています。

 京王電鉄子会社の京王観光で、JRを利用するツアー団体旅行客の切符の発券を実際より少なくし、差額分を利益に計上する不正が行われていたことが10日、京王電鉄への取材で分かった。京王電鉄は不正を認め、既にJR側に報告した。

 京王電鉄によると、不正が判明したのは大阪市内にあった大阪と大阪西の2支店で、現在は大阪支店に統合されている。両支店では、JR旅客6社から委託されている発券業務で、実際の団体客数よりも少ない枚数を発券。JR側に支払う額と団体客側から受け取った料金の差額を利益として計上していたという。

 実際の人数より少ない発券枚数でツアー旅行が行えたことや、不正の期間、金額などについて、京王電鉄は「現在調査中」としている。昨年6月ごろに社内調査で発覚したが、全容解明はできていないとしている。会社の業績を上げるために行われていたといい、組織的な不正の疑いがある。

 JR西日本は「JR各社で協議の上、不正が確定した段階で、損害賠償請求などを検討する」としている。

【了】

Writer: 時事通信

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  1. さすがケチ王