車いす、自動走行でお迎え=シェアリング想定-新興企業

空港や商業施設、観光地などでの利用が想定されています。

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自動走行する車いすの試作機を実演するWHILL(ウィル)の杉江理最高経営責任者(CEO)=9日、米ラスベガス

【ラスベガス時事】電動の車いすを開発するベンチャー企業「WHILL(ウィル)」(横浜市)は、米ネバダ州ラスベガスで開催中の世界最大級の家電・IT見本市「CES」で、自動走行・停止する車いすの試作機を披露した。空港や商業施設、観光地など長距離の歩行が必要になる場所でのシェアリング(共有)利用を想定。2020年に実用化を目指す。

 利用者がスマートフォンなどのアプリを使って車いすを呼び出すと自動走行で迎えに来る。乗車中は自ら操作するが、障害物を検知すると自動停止する衝突防止機能を備えている。目的地で乗り捨てれば自動で待機場所に戻る。

 車いすは前方にカメラ2台、後方にセンサーを搭載しており、周囲の状況と地図情報を照らし合わせて走行する。既に米英やオランダの空港と導入に向けた協議に入っている。

 将来的にはウィルがシェアリングの運営に乗り出したい考えだ。杉江理最高経営責任者(CEO)は「誰もが当たり前に使えるサービスを構築したい」と語った。

【了】

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Writer: 時事通信

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