燃料電池車を低価格化=水素利用拡大へ実行計画-経産省会議

 経済産業省の有識者会議は12日、二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーとして期待される水素の利用拡大に向けた実行計画「水素・燃料電池戦略ロードマップ」を改定した。水素で動く燃料電池車(FCV)の価格を2025年までに大幅に引き下げ、普及を目指すことなどが柱。

 FCVは、水素を燃料に発電し、走行中に排ガスを出さない自動車。国内ではトヨタ自動車とホンダが販売している。製造コストが高く、高価格で、トヨタの場合は1台約760万円と、同じグレードのハイブリッド車に比べ、約260万円高い。

 改定ロードマップでは、25年までにFCVとハイブリッド車との価格差を70万円程度にまで縮小させる目標を設定。技術開発を進め、燃料電池の製造コストを4分の1まで下げるなどとした。 

 昨年末時点のFCVの国内普及台数は2926台。経産省は20年までに4万台程度、25年までに20万台程度の普及を目指している。全国で約100カ所にとどまっている燃料を補給する水素ステーションも拡大させる。

【了】

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