ふるさと創生で「金塊バス」=幸せ運ぶラッピング-兵庫県淡路市

 兵庫県淡路市は、平成当初に国から交付された「ふるさと創生事業」の1億円の一部を活用し、車体を金色でラッピングした「金塊バス」1台を2019年度に導入する。合併前の旧津名町は1億円を元手に金塊を展示して話題となった経緯があり、車内には当時の出来事を伝える工夫を凝らすとともに「幸せを運ぶバス」としてPRしたい考えだ。

 旧津名町は1989年3月、1億円を担保にレンタルした金塊(当初約63キロ)の展示を開始。直接触れる物珍しさで多くの観光客を集めたが、徐々に下火となり、合併後の淡路市は2010年に金塊を返還。5月の改元を踏まえ、財政調整基金に積み立てていた1億円を使い切ることにした。

 市は1億円のうち約100万円をバスの装飾費に充当。外装は金色とし、市のマスコットキャラクターや宝船、招き猫などを描く。車内の一部にも金色を使って豪華さを演出し、1億円金塊の歩みも掲示する計画だ。

 バスは10月以降、市内の路線を走るが、運行時間やルートは明かさない方針。簡単に遭遇できない状況を作り、「乗車すれば幸運、金運が舞い込む」(都市総務課)雰囲気を出したい意向だ。残る約9900万円は、市立図書館の移転新設に活用する予定という。

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