ロケット発射場、和歌山に=民間初、21年度から運用

 宇宙ベンチャーのスペースワン(東京)は26日、人工衛星を載せる小型ロケットの発射場を、和歌山県串本町に建設すると発表した。民間企業が国内にロケット発射場を構えるのは初めて。2021年度から運用し、数十機の同時打ち上げや災害状況などのデータ収集が可能になるという。

 太田信一郎社長は同日、和歌山県庁で記者会見し、「契約から打ち上げまでの期間について世界最短の約12カ月を目指す。企業のきめ細かいニーズに対応できる小型ロケットで、宇宙へのアクセスを広げたい」と語った。 

 スペースワンは、キヤノン電子やIHIエアロスペース(東京)など4社の共同出資で18年7月設立。小型衛星を宇宙に打ち上げる商業サービスの展開を目指し、発射場の建設候補地を探してきた。地上落下の危険性を回避できる地理的条件を満たしているほか、地元から積極的に誘致されたため、串本町に決めたという。

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