佐渡汽船、今夏にダイヤ平常化=事故で減便の高速船

 佐渡汽船の尾崎弘明社長は9日、今年3月に発生した事故を受けて減便している新潟-両津間の高速船について、今夏までに通常ダイヤに復旧するとの見通しを明らかにした。新潟県庁で花角英世知事に伝えた。 

 同社によると、海洋生物とみられる物体との接触事故を起こした高速船「ぎんが」の修理は、大型連休には間に合わないものの、夏休みの繁忙期までに完了する予定。

 同社は事故を踏まえ、保有する高速船3隻の全座席で、安全性が高いクッションに入れ替える。従来の座面に比べ、約20%衝撃を和らげる効果があるという。費用は2000万円程度で、作業は3カ月以内に終える。

 尾崎社長は知事との面会後、取材に対し、減便により乗客が前年比で4000人ほど減った明らかにした。その上で「その分カーフェリーの輸送を押し上げている。大きく減っている状況ではない」と説明し、「大型連休の予約は前年より約7割増えている」と述べた。

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