ハウステンボス、2~3年後の上場目指す=次期社長の坂口氏

 旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)の傘下のテーマパーク「ハウステンボス」(HTB:長崎県佐世保市)の次期社長に内定した坂口克彦HIS常務は15日の記者会見で、2~3年後にはHTBを東証1部に上場させたい考えを示した。上場後も株式の51%はHISが保持し、グループ企業として残る見通し。 

 2010年からHTBの再建に取り組んできた沢田秀雄社長は、5月21日付で代表権のない会長職に退き、HIS本体の経営に専念する。沢田社長は「赤字もなくなり、毎年利益が出ており、達成感がある。今後はみんなで大型イベントを仕掛けて再び成長させてほしい」と述べた。

 坂口氏は「(沢田社長の)カリスマ経営はまねできないが、組織の知恵を生かす経営をしていきたい」と意気込んだ。長崎県では現在、上場企業がないことから、「県内唯一の上場企業として、地域や従業員に誇りに思ってもらえる存在を目指したい」と語った。

 HTB単体の19年9月期中間決算は、売上高が前期比10.2%減の130億4700万円、経常利益は同16.5%減の33億6800万円と減収減益。坂口氏は「上場するには増収増益にしないといけない」と述べ、7月から新たなキャンペーンを企画していることを明らかにした。

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