米、イラン最高指導者に制裁=革命防衛隊幹部8人も

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銃を持ち支持者に手を振るイランの最高指導者ハメネイ師=5日、テヘラン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は24日、イランの最高指導者ハメネイ師を標的に、米国の金融システムを通じた取引禁止などの制裁を科す大統領令に署名した。また、財務省はイランの精鋭部隊、革命防衛隊の司令官ら8人を制裁対象に追加した。ザリフ外相も週内に制裁指定される見通し。最高指導者を制裁対象にしたことで、米イランの対立がさらに激化するのは必至だ。

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、追加制裁はイランによる米無人偵察機撃墜などイラン側の「攻撃的な行動」を受けた措置だと説明。「最高指導者は、イラン政府の敵対的行動の責任を最終的に負っている」と指摘した。

 ムニューシン財務長官は記者会見で「(ハメネイ師への)追加制裁で数十億ドル(数千億円)の資金を塩漬けにすることになる」と語った。制裁対象の中には、無人機撃墜の責任があるとして、革命防衛隊の「空軍」司令官が含まれた。 

 また、トランプ氏は、記者団からハメネイ師へのメッセージを問われると「彼には(イランを)偉大な国にする可能性がある」と述べた。敵対的な行動をやめ、対話に応じるよう促した。

 これに対し、イランのラバンチ国連大使は記者団に「脅迫や威嚇をする相手と対話は始められない」と強調。「対話をする雰囲気がまだ整っていない」と述べた。

【了】

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