JR東海、列車見張り員支援システムを改良=作業の安全性向上

 JR東海は11日、在来線の保守点検作業における安全性向上に向け、列車見張り員支援システムを改良する方針を発表した。運用開始は2021年6月末を予定し、費用は17億4000万円。 

 同社は保守点検作業時、列車の接近を見張る列車見張り員を配置。現状でも見張り員が携帯端末で列車の接近を確認しているが、新システムでは列車の接近をより段階的に細分化して通知する。従来、紙面で確認していた最新の列車ダイヤも端末に表示されるようになる。さらにこれまで掛け声のみだった作業員への待避指示伝達も、騒音下でも感知しやすいよう作業員のヘルメットに装着した子機に直接、鳴動通知をできるようにするという。

 これらに加え、運行管理システムと連動した「列車進路地上表示装置」を設置する計画も発表した。軌道内に設置した発光ダイオード(LED)灯を使って列車接近を見張り員に通知する。運用開始は20年4月末を予定し、費用は5億7000万円。

 昨今は作業中の死亡事故自体は発生していないものの、列車接近に伴って作業員が待避するタイミングが遅れ、危険と判断されたケースが年に数回発生しているという。

【了】

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