H2Bロケット打ち上げへ=発射台火災で延期、再挑戦-輸送機こうのとり搭載

 国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給機「こうのとり」8号機を載せたH2Bロケット8号機が25日午前1時5分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる。

 当初は11日に打ち上げを予定していたが、直前に発射台で火災が発生し延期された。打ち上げを担当する三菱重工業は、ロケットエンジンから垂れた液体酸素が発射台の耐熱材に掛かり、静電気が発生して出火したとみて対策を施した。

 こうのとりには、ISSに滞在する宇宙飛行士のための生鮮食品などのほか、バッテリーや実験装置など約5.3トンを搭載。ISSの維持に必要な窒素や酸素のタンクも初めて積み込んだ。

 九州工業大や東京大が、それぞれ海外と共同開発した衛星も載せ、日本実験棟「きぼう」からの放出が計画されている。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は今回、後継機として開発中の「HTV-X」の技術を先行投入。貨物を固定するラックを新型としたことで、積める荷物の容積が3割増加した。

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